ロードバイク講座

ロードバイクは乗り方が難しい乗り物です。

ここでは、ロードバイクを購入してからわかりにくいところを簡単に説明します。

メンテナンスについては、 ”スポーツバイクメンテナンス” ぺージを参照ください。

【 ロードバイクを乗るために必要な道具 】

ロードバイクを乗るには自転車だけでなく、以下の道具が必要となります。

これらを持たずに走りに行ってしまうと、ケガをしたり、途中でパンクして帰ってこれなくなってしまいます。

・ヘルメット

・手袋

・フロアポンプ

・携帯ポンプ

・予備チューブ

・タイヤレバー

・携帯工具

・ライト

・装備義務品(テールライト、反射板、ベル)

◆ヘルメット

いうまでもありませんが、安全のためにヘルメットを着用して走りましょう。

◆手袋

ヘルメットほど重要視されていませんが、転倒した際、手をケガしてしまう可能性は非常に高いです。

手のひらや指先をすりむいてしまうと、自転車に乗りにくくなるだけでなく、仕事、私生活にも大きく影響しますので、夏でも長指手袋の装着をお勧めします。

◆フロアポンプ

ロードを乗る上でこれがないと始まらないのが、フロアポンプ。

ロードバイクは乗用車の3倍、ママチャリの2倍以上の空気圧を必要とします。

空気圧を正しく管理しないと、危険なだけでなく、パンクリスクを増やしたり、ロードバイクの性能をひきだすこともできません。

ロードバイクを持つなら、エアゲージ(空気圧計)を備え、高圧まで使用可能なフロアポンプを必ず購入しましょう。

◆携帯ポンプ

ロードバイクはパンクする乗り物です。

途中でパンクしたときに修理できるよう、携帯用ポンプを携帯して走るようにしましょう。

携帯ポンプは小さすぎると空気を入れるのが大変ですし、大きいと携帯するのが大変になります。

必要な機能を備え、可能な限り小さいポンプを携帯しましょう。

大きさだけで購入するのは避けましょう。

◆予備チューブ

パンクしたときに交換するための新品チューブ。

中古のチューブや、パッチ修理したチューブを携帯するのだけは避けましょう。

いざ使おうとしたときに穴が開いていたり、パッチを貼ったところが剥がれている場合があり、パンク修理できない場合があります。

また、簡易パッチだけを携帯するのはバルブが原因のパンクに対処できないため、簡易パッチだけでなく、予備チューブを必ず1本携帯しましょう。

◆タイヤレバー

パンク修理する際、ホイールからタイヤを外す場合に必要な道具。

もし、忘れてしまったり、修理中に折れてしまったら、クイックレバーを代用することもできますが、クイックレバーは金属なので、タイヤを傷めてしまう場合がありますので、あくまでも最後の手段として使うべきです。

◆携帯工具

携帯工具は必須ではありませんが、あると便利です。

必要な工具は自転車によって違いますが、転倒してハンドルがずれてしまったり、サドルの高さを変えたい時などに使用する工具を持ち歩くと便利です。

チェーンが外れてしまった場合、工具がないと、直せない自転車もあります。

カーボン部品については、設計強度を上回ってしまうと、破損してしまう可能性があるので、注意が必要です。

◆ライト

義務ではなく、昼間しか乗らないから・・・と携帯しない方もいらっしゃいますが、できる限り携帯しましょう。

パンクしたり、足がつったりして想定よりも帰りが遅くなり日が暮れてしまう場合があります。

また、昼間でも点滅モードを使用し、周囲からの視認性を上げることで安全性を向上させることも可能です。

◆装備義務品(反射板、テールライト、ベル)

これは義務となります。

反射板、テールライトは昼間でもトンネルを通る場合は必要となるので、付けておきましょう。

テールライトのみ取り付ける場合、点滅では違法となる場合がありますので、かならず1つは点灯するようにしましょう。

ベルについては、義務でない地域もありますが、道路交通法の解釈の仕方次第では、警笛をならさなければならない箇所では、自転車も車輌とみなされるため、ベルを鳴らさなければなりません。

もめるくらいなら付けておいた方がいいですね。

【 乗り方 】

◆サドルの高さ

ロードバイクのサドルの高さは高すぎても、低すぎてもよくないです。

では、どのくらいの高さが理想なのかというと、ペダルに両足のかかとを乗せてぎりぎり漕げる高さが理想です。

また、高さを定義する上でペダルの足の位置が実は重要です。

理想は母指球というところでペダル軸を踏むイメージですが、土踏まず当たりで踏んでしまえば、サドルまでの距離が遠くなってしまいます。

ペダルの踏み方は奥が深いので、購入したお店で教えてもらうことをお勧めします。

◆ハンドルの持ち方

ロードバイクの場合、ドロップハンドルというハンドルが付いています。

ドロップハンドルは空気抵抗を下げるための ”下ハン(したはん)” 、登りのように空気抵抗の影響が少なく、呼吸と出力を重視したときに持つ ”上はん(うわはん)” 空気抵抗と出力、呼吸のすべてにおいてバランスのよい ”ぶらけっと” の3か所を持つことができます。

なれないうちはブラケットを持つこをお勧めします。

ブラケットをもって走ると、ブレーキも掛けやすく、視界もある程度広く摂ることができます。

最も難易度が高いのは下ハン。

多くのひとが残念な持ち方をしています・・・

下ハンの持ち方はポジションを含めコツがあるので、購入したお店にポジションを含め相談して持てるようにしましょう。

◆ギヤの選び方

ロードバイクのギヤはケイデンス(足の回転数)で決めます。

理想論は平地90~100回転、登り70~80回転(毎分)。

そのケイデンスになるようにギヤを選びます。

これはビンディングシューズを使い、上級者向けの回転数なので、これを目標にしていくことをお勧めしますが、フラペ(フラットペダル)と普通の靴で乗る場合にはケイデンスは10くらい低くなります。

ロードの場合、前に2枚、後ろに11枚ギヤが付いている場合、理論上22通りのギヤがあります。

ですが、実際には16通りくらいしかありません(重複するギヤがある)。

その組み合わせのうちできるだけチェーンがまっすぐになるようなギヤを選択します。

前が車体側(インナー)の場合、後ろが外側(トップ側)3枚目まで、前が外側(アウター)の場合、後ろが車体側(ロー側)3枚目までを使うようにすると部品へのストレスが少なく、効率よく走れます。

始めは前をインナー中心で走るようにした方が後ろを1段変えたときのギャップが少なくて走りやすいはずです。

実際走るときのギヤの選択、レバー操作については様々なコツがありますので、購入したお店でいろいろ相談してみた方がいいですね。

◆ブレーキのかけ方

ママチャリなどは後ろのブレーキをメインに使うと思いますが、ロードの場合はタイヤが細く、タイヤのグリップ力が小さいので、後ろのブレーキをかけるとタイヤがロックしてしまうことが多いです。

特に、後ろブレーキで減速を激しくしようとするとタイヤがロックするだけで、なかなか止まれないこともあります。

ロードバイクでは前輪のブレーキを使えるようにしておくことが重要です。

但し、前輪ブレーキをただ使うだけですと、ジャックナイフというブレーキしたときに後輪が浮いて前転してしまうリスクもあります。

自転車の上での重心が非常に重要となりますので、安全に止まれる乗り方もしっかり購入したお店で教えてもらいましょう。

◆まとめ

ロードバイクは簡単に乗れるものではなく、自転車の価値に見合った乗り方をするには経験豊富なプロショップに相談することが有効です。

購入するお店を選ぶときには自転車本体の性能だけでなく、乗り方を含め、自転車の価値を引き出せるお店を選ぶことをお勧めします。

当店では自転車本体を購入いただいたお客様には納車時に2時間程度で基本的な乗り方、パンク修理など、乗るために必要なことをレクチャーする以外にも、購入後、短時間での相談は無料で行っております。

他店購入の場合や、当店購入の場合で短時間では説明が短い場合には、2時間8000円~実走を含めた講習を承っておりますので、相談ください。